
レジで突然もらった「陸ハイボール」の割引クーポン
きっかけは、いつもの買い物でした。
マックスバリュ下田店で晩飯の惣菜と缶チューハイをカゴに入れてレジへ。
会計を済ませたら、
ペロンと出てきたのはキリンの「陸ハイボール」の30円引きクーポン。
正直このテのクーポンって、期限切れで財布の底から発掘されることが多いんですが、
今回はタイミングが良かった。
ちょうど「陸のハイボール缶、そういえばちゃんと飲んでないな」
と気になっていたところだったんです。
というわけで後日、同じ店に戻ってクーポンを握りしめ、陸ハイボールを購入してきました。
ついでに気になっていたサントリーの角ハイボール缶〈夕どき〉も一緒に購入。
せっかくなので、この2本をレビューしてみることにします。
50代になると、若い頃みたいに「とりあえず強いやつ」という飲み方はしなくなりました。
夕方から静かに一杯やりたい。
そんな今の自分に、この2本がどうハマるのか。
じっくりいってみましょう。
キリン 陸ハイボールとは?スペックをおさらい
まず主役の「キリン 陸ハイボール」から。
ベースは、キリンの富士御殿場蒸溜所の原酒を主体にブレンドしたウイスキー「陸」です。
この「陸」、ここ数年で売上を大きく伸ばしている国産ウイスキーで、
缶ハイボール化はずっと待たれていました。
実は缶になるまでの道のりがちょっと面白くて、
最初は2024年12月に数量限定で登場。
これが好評で2025年にも限定で再発売され、
そしてついに2026年8月25日から通年商品として全国発売、という流れなんです。
限定でテストして、定番に昇格したパターンですね。
商品名:キリン 陸ハイボール
容量:350ml缶/500ml缶
アルコール度数:6%
発売日:2026年8月25日(通年販売)
注目したいのはアルコール度数。
限定発売されていた頃の陸ハイボール缶は7%でしたが、
通年商品化にあたって6%に調整されています。
この1%の差、飲むと意外にはっきり分かります。
パッケージは白基調のシンプルなデザイン。
ハイボール缶といえば黒や金の「ガツンと系」が多い棚の中で、白はかなり目立ちます。
というか、爽やかすぎてハイボールに見えない。
良い意味で裏切ってくるデザインです。
飲んでみた:香りで飲ませるハイボール

封を開けた瞬間に立ち上がるのは、ほのかに甘いバニラのような香り。
というかファーストノートが強烈に部屋中に漂います。
レモンやライムの柑橘系スピリッツが入っていないので、
ウイスキーそのものの香りがまっすぐ届いてきます。
ここが陸ハイボール最大の個性です。
グラスに注ぐと印象がさらに変わります。
香りが開いて、より「ウイスキーを飲んでいる」実感が出てくる。
個人的には氷は入れないほうがおすすめです。
6%だと氷が溶けたぶん味が痩せてしまうので、
グラスごと冷やしておいて、そこに注ぐのがベスト。
飲み口はやわらかく、炭酸もキツすぎない。
ゴリゴリの強炭酸で喉を殴ってくるタイプではなく、
すっと入ってきて、後から樽由来のほんのりした甘さが戻ってくる感じ。
度数6%というのも絶妙で、2本目に手が伸びても罪悪感がない。
合わせたい料理
柑橘の香りがないぶん、料理の味を邪魔しません。
実際キリン側も「食事を邪魔しない」という評価を強調しています。
愛称がよさそうなのは、鶏の唐揚げや、冷奴、そして焼き鳥(塩)。
特に塩系の焼き鳥との相性がいいかも。
レモンの香りが乗っていないぶん、タレでも塩でもケンカしないんですね。
刺身や煮物といった和食にも普通に合うと思います。
これは「料理と一緒に晩酌する缶ハイボール」として、かなり完成度が高いです。
角ハイボール缶〈夕どき〉も飲んでみた

さて、比較対象としてはちょっと変化球かもですがもう一本。
サントリーの「角ハイボール缶〈夕どき〉」です。
こちらは2026年8月4日発売。
角ハイボール缶シリーズの新定番という位置づけで、
既存の角ハイボール缶が7%、〈濃いめ〉が9%なのに対し、
〈夕どき〉はシリーズ初の5%という低めの設定になっています。
味の骨格となる原酒は角瓶と同じものを使いつつ、
仕上げに柚子を加えているのが特徴。
パッケージも夕焼けをイメージした背景に、
角瓶の伝統的な亀甲模様という温かみのあるデザインです。
飲んでみると、まず柚子の香りがふわっと来ます。
レモンほど主張が強くない、和の柑橘特有の穏やかな香り。
口当たりは名前のとおりやさしくて、
5%という度数もあって驚くほどスルスル飲めます。
商品名の〈夕どき〉は、
「仕事を早めに終えて夕方から自宅でゆったり過ごす人が増えた」
という生活スタイルの変化から生まれたコンセプトだそうです。
これ、めちゃくちゃ分かります。
18時に晩酌を始めて、21時には眠くなる。まさに50代の生き方じゃないですか。
ただし正直に言うと、ガツンとしたウイスキー感を求める人には物足りないはず。
これは弱点ではなく、狙ってそう作られている一本です。

飲み比べのまとめ:どっちを選ぶ?
キリン 陸ハイボール
度数 6%
柑橘 なし
香り バニラ系の甘い樽香
飲み口 やわらかい/後味に甘さ
向く場面 しっかり晩酌したい日
角ハイボール缶〈夕どき〉
度数 5%
柑橘 柚子
香り 柚子の穏やかな香り
飲み口 軽やか/スッと消える
向く場面 夕方の一杯目、軽く飲みたい日
ざっくり言うなら、ウイスキーの香りを味わいたいなら陸、
とにかく軽く飲みやすさ重視なら〈夕どき〉。
そして今回のテーマである陸ハイボールについて言えば、
これは缶ハイボールの中でもかなり「ウイスキー寄り」の一本です。
柑橘に頼らず原酒の香りで勝負している缶は、実はそう多くありません。
普段ハイボールをレモン系の味で選んでいる人ほど、一度飲んでみてほしい。
おわりに
レジで何気なく手にした一枚のクーポンから、思いがけず良い一本に出会えました。
陸ハイボールは通年販売になったので、これからはいつでも買えます。
500ml缶もあるので、休みの前の日はそちらもアリですね。
クーポンがきっかけで定番になる酒、案外あるものです。
50代のおっさんの私は、普段あんまりクーポンとか使わないんですが
レジで渡された紙は捨てずに一度使ってみてください。



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