ー限定ー白角ハイボール缶 レビュー【宅飲み】

お酒 

限定発売の白角ハイボール缶を、

定番の角ハイボール缶と飲み比べてみました。

どんな違いがあるのか​​ソムリエ目線で

ゆるっとレビューしていきます。

白角ハイボール缶との出会い

最近はもっぱらマックスバリュで缶チューハイを仕入れている「おっさんノムリエ」ですが、

今日はふらっと立ち寄ったセブンイレブンでアルコールコーナーを物色。

すると、最近やけにハイボールの棚が充実しているではありませんか。

その中で私の心をがっつりつかむものがありました。

その名も「ー限定ー白角ハイボール」。

「懐かしい!白角って今でも売ってるの?」

と一瞬テンションが上がりましたが、

調べてみるとボトルの白角は終売とのこと。

ますます「これは飲んでおかなければ」と使命感が湧いてきます。

テイスティング準備と色合い

とりあえずソムリエなので(ここ大事)、

ちゃんとテイスティンググラスを引っ張り出して試飲します。

まずは色からチェック。

注いだ瞬間ははっきりわかりませんでしたが、

並べて見ると「あ、違う」

確かに白角ハイボールの方がトーンが明るく、

色が薄いのが見えます。

さすが「白角」というだけのことはあります。

グラスの後ろに白い紙を当ててみると、

その差はさらにはっきりしています。

香りの違い

白角ハイボールは、

一般的なウイスキーでよく感じるような

スモーキーさや強いバニラ香は控えめで、

白い小さな花を連想させるような、

可憐で優しい香りが印象的。

一方、通常の角ハイボール缶はほんのりとバニラ系の香りがあり、

「ザ・ウイスキー」という雰囲気はこちらの方が強いかもしれません。

味わい・ボディの比較

口に含むと、

白角ハイボールはまずウイスキーらしい甘さを感じるもの、

全体としてはとても優しい印象。

骨格はやさしく、舌触りもソフト。

「スイスイ飲めるハイボール」という言葉がぴったりです。

Alc度数もビールよりやや高い6%。

それに対して、

通常の角ハイボール缶は輪郭がはっきりしていて、

比較的ボディもしっかりしています。

こちらは7%なのでアルコール度数の差もあるかもしれません。

原材料を見ながら味を紐づけ

恒例のラベルチェックしてみました。

思わず「おっ」と声が出たのが、

白角ハイボール缶には「かぼす」が使われてます。

対して、通常の角ハイボール缶にはレモンスピリッツが使用されています。

かぼすとレモンを直接食べ比べた経験はありませんが、

白角の方が柔らかく、

尖りの少ない柑橘感になっているのはこの違いかもしれません。

通常の角ハイは、

レモンピールを思わせるような、

ややうっすらと苦みを感じる柑橘のニュアンスがあります。

なお、サントリーにはハイボール用の業務用角瓶リキュールも存在するので、

もしその系統の原酒が使われている場合、

味わいのキャラクターに影響を与えている可能性も考えられます。

限定品としての期間と飲みどころ

今回の白角ハイボール缶は限定品ということで、

どれぐらいの期間発売するのかは気になるところ。

味わいとしてはとてもすっきりしていて、

主張するタイプではないので、

個人的には「食中酒向きのハイボール」という印象です。

こんな人におすすめ

白角ハイボール缶は、

懐かしの「白角」を知っている世代にはもちろん、

「ウイスキーはちょっと早い」

と感じている若い方にもお勧めします。

ぜひ試してみてくださいね。

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