解禁から1ヶ月。今さら「ボジョレー」を飲む【宅飲み】

お酒 

いやぁ、早いもので1ヶ月が経ちましたね。

……え? 何がって、このブログの開設から1ヶ月。

そして「ボジョレー・ヌーボー」の解禁からも1ヶ月です。

「そんな旬を過ぎたネタを気にしてるのはお前だけだ」なんて言わないでください(笑)。

今回は、今さらながらボジョレー・ヌーボーを飲んでみたので、そのレビューを書きたいと思います。

今さら「ボジョレー」を飲む理由

なぜ、ソムリエとして格好のネタを解禁日にやらなかったのか。

理由はシンプル、ブログの開設が間に合わなかったからです!

とはいえ、よくぞ酔っ払ってついつい開けてしまわずに、

今まで保管していた自分を褒めてあげたい。えらい!

(全然えらくない)

毎年恒例!ジョルジュ・デュブッフのラベル検証

今年も「ジョルジュ・デュブッフ」で試していきます。

味の指標がブレないよう、私は毎年デュブッフと決めているのですが、

今年はラベルが特別仕様のアートラベルなのだとか。

 気になったので、去年のボトルと並べて比べてみました。

……。

大して変わってねー!

いやいや、これも一つの企業努力。

念のため3年前まで遡って見てみると

……なんと、2年前にデザインが変わっているじゃないの。

 せっかくのアートラベルなら、シャトー・ムートンくらい振り切って変えればいいのに!

いや!今年からまた新しい歴史を刻んでいくんですよね!そうですよね!

最近のボジョレーは「濃く」なった?

早速グラスに注いでみます。

……最近のボジョレー・ヌーボーって、色が濃くないですか?

フランスも猛暑だったのでしょうか。

あの酷暑と言われた2003年を彷彿とさせる濃厚な色調です。

ちなみに、2003年のサントリーさんのキャッチフレーズが

「今世紀最高のボジョレー・ヌーボー」でした。

「おい! 残り97年分のボジョレーを捨てる気か!」

とツッコミたくなりましたが、

結果的にその年はサントリーさんの一人勝ち状態だったようですね。

消えゆく「バナナの香り」と伝統の行方

香りは、

スミレのような花の香りと、ラズベリーを思わせる酸味の効いたフルーティーさが際立ちます。

ボジョレー・ヌーボーといえば「MC(マセラシオン・カルボニック)法」という特殊な製法により、

昔から「バナナの匂い」がすると言われてきました。

しかし、最近のヌーボーはこの香りが極めて薄く、

通常の赤ワインに近い造りになっている気がします。

醸造技術が発達したからなのか

あるいは時代のニーズ、商業主義に伝統が敗北した結果なのでしょうか。

気取らない「町娘」のような親しみやすさ

口に含むと、

フルーティーさの陰に隠れた確かな酸味が広がります。

口の中で転がすと、タンニンの刺激もしっかりと感じられました。

やはり天候に恵まれた年だったのでしょう。

とはいえ、重厚なフルボディというわけではありません。

華奢で可憐、みずみずしさが前面に出ている印象です。

このあたりは原料ブドウの品種であるガメイ種らしい特徴ですね。

ピノ・ノワールのような、酸味が際立った「お高く止まっている貴婦人」ではなく、

どこか「親しみやすい町娘」のような味わいです。

最近は日本への輸入量も減っているようですが、

2003年の“今世紀最高”発言の罪滅ぼし……というわけではありませんが、

サントリーさんにはぜひ頑張っていただいて

せめてデュブッフだけでも、毎年私たちの元へ届けてほしいものです。

最後に肩肘張らない**「宅飲みペアリング3選」**をご提案します。

1. 【王道のマリアージュ】生ハム × クリームチーズ

ボジョレーの軽やかな酸味は、乳製品のクリーミーさと絶妙にマッチします。

選び方のコツ: コンビニの「生ハム」に、個包装の「Kiri」などのクリームチーズを巻くだけ。

ソムリエの視点: 生ハムの塩味がワインの果実味を引き出し、クリームチーズがガメイの酸をやさしく包み込んでくれます。あれば少し「黒胡椒」を振ると、香りがさらに引き立ちます。

2. 【タレの甘みがポイント】焼き鳥(タレ)

「赤ワインには肉」ですが、ボジョレーには牛ステーキよりも、少し甘辛い「焼き鳥のタレ」がよく合います。

選び方のコツ: レジ横のホットスナックや、冷凍コーナーの「つくね」や「もも(タレ)」をチョイス。

ソムリエの視点: 濃縮感のある最近のボジョレーなら、タレの醤油と砂糖のコクが、ワインのベリー系の香りと共鳴します。七味唐辛子を少しかけると、ワインの持つスパイシーな一面が顔を出します。

3. 【意外な実力派】カニカマ(オーシャンレッグ)

「赤ワインに魚介?」と思われがちですが、ボジョレーの「みずみずしさ」には、実はカニカマが合うんです。

選び方のコツ: 最近のコンビニによくある、身が厚くてホロホロした「高タンパク系カニカマ」。

ソムリエの視点: 白ワインに近い感覚で楽しむペアリングです。マヨネーズを少し添えると、ボジョレーのフルーティーな酸味とマヨネーズの酸がリンクし、驚くほどスルスルと飲めてしまいます。

ボジョレーは、高級なフレンチよりも、コンビニで手に入るような日常の味に寄り添ってくれるワイン。

生ハムを巻いたり、焼き鳥をつまんだりしながら、この『町娘』のような親しみやすさをぜひ楽しんでみてください。

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